コマツのグローバル人事戦略
コマツ 顧問 日置政克
グローバル人事戦略
-
第1回 普段着のグローバリゼーション
グローバリゼーションというカタカナ英語はいつ頃から使われ始めたのだろうか?それを考えさせられたエピソードがあった。 2004年の秋だと記憶するが、大阪で開いた株主懇談会での出来事。株主懇談会とは、地域の株主にコマツの現況を説明するIR活動の一環として、この数年前から始めたもので、この時梅田のホテルの大きな会場は満員となった。余談だが、この株主懇談会に出席した株主は、ほとんどが年配のコマツの株式を長く保有している、文字通り安定株主と言える人たちだった。 グローバリゼーション=国際化?
コマツ顧問
日置政克
1975年東京大学卒業。同年、小松製作所入社。粟津工場総務部勤労課を皮切りに、人事部人事課、人事部人事企画課など、主として人事畑でキャリアを積む。英国コマツ株式会社、小松ドレッサーカンパニー(米国)と、海外経験も豊富。02年に広報・IR部長、03年に人事部長、04年に執行役員人事部長となり、08年より常務執行役員。2012年4月より社長付に2012年7月より顧問に就任。
現在はグロービスでの講演など幅広い分野にて活躍中。