海外ビジネスに関連するコラム

世界で通用するスピーチ力

スピーチ・ジャパン フリーアナウンサー 早坂まき子

世界で通用するスピーチ力
  • 第1回 「人生で大切なことは、対面で決まる」

    はじめまして。元フジテレビ系列仙台放送アナウンサーで、現在は株式会社スピーチジャパン所属のスピーチ講師・フリーアナウンサーとして活動しております早坂まき子と申します。 このコラムでは、普段私がスピーチ講師として企業研修や、スピーチセミナーなどで受講者様にお伝えしている「トークのコツ、スピーチのノウハウ」を掲載してまいります。 公の場で喋る機会が多い職業の方、人前で喋る技術を向上させたい方にお勧めいたします。 さて、今回のタイトル「人生で大切なことは、対面で決まる」を見て皆さんは何を感じますか。 ・そうだよね、その通りだと思う。対面は大事。 ・そんなこと、当たり前でしょう。知っています。 ・そうかな。ITスキルとか語学力を磨くとかもっと大切なことあるよ。 感想は様々で結構です。        

  • 第2回 トークが上達するための3ステップ

    前回、「トークが上達するのは才能ではない」とお伝えしました。 練習と経験、そしてトーク向上のためのポイントを意識しながら生活する。 この三つが重要です。 では、どのように意識しながら生活すればトークが上達することに繋がるのでしょうか。 トーク上達のための3つのステップがあります。それがこちら。 1、「知識はあるけれど話せない」 2、「意識すれば話せる」 3、 「無意識でも話せる」

  • 第3回 滑舌練習は重要か?

    さて、このスピーチ講師と名乗ると、よくいただく質問があります。その中で3本指に入るのが 『スピーチって滑舌がよくないだめですよね?』 という、滑舌に関する内容。 アナウンサー=滑舌練習を毎日実行している。と皆さんがイメージを抱かれるのは間違いではありません。 ただし、『滑舌が悪い=スピーチが下手ではないし、滑舌がよい=スピーチが上手いではない』、ということも共に、記憶されると嬉しいです。 そしてこれは、日本語以外でも同じこと。ロサンゼルスのラジオ局でDJをしていた先輩元アナウンサーに伺いました。流暢に喋ること=パブリックスピーキング(人まで喋る)が上手、ではないというのは世界に共通することのようです。

  • 第4回 なぜ、プロフィールは大切なのか?

    前回は、スピーチが上手くなる過程で「滑舌練習はさほど重要ではない」ということをお伝えしました。 もちろん、滑舌が悪いよりは「良いほうが表現の幅が広がる」ことはたしかなことですが、滑舌が悪い事は喋りの良し悪しを判断する材料とはならないということです。 何を語るかは大切。誰が語るか、はもっと大切 さて、今回のテーマは【プロフィールの大切さ】。 結論からいうと「何を語るかは大切。誰が語るか、はもっと大切」 という意味です。

  • 第5回 トークにおける『黄金の3S』とは?

    貴方は雑談やトーク技術のノウハウに関する本を読んだり、セミナーを受講したことがありますか?プライベートや婚活においてのスピーチがテーマの際に、講師である私が受講生からいただく質問で多いのが 「初対面や相手のことをよく知らない場合、そもそも、どんな話をしたらよいですか?」という点についてなのです。 ビジネス上のプレゼンテーションでしたら、テーマが明確なので悩まない。しかしフリートークをしてよい、もしくはしなければならない場面では何を話すと友好関係が築けるか?という意図の質問が多いです。

  • 第6回 【相手が主語のトークを心がける】

    前回はスピーチやオフィシャルトークにおいての「黄金の3S」をご紹介しました。 皆さんが普段の生活でも意識し、3Sである「共感、知識、笑い」、いずれかを聴き手にもたらせることが出来るトークを心がけてください。3Sが全く無いオフィシャルトークやスピーチというのは、聴くに耐えられないものなのだと肝に銘じて「意識して」練習しましょう。何度もお伝えしますが実生活でノウハウを活用することがトークを磨く上で重要です。常々お伝えしているように結局、実践練習の積み重ねに勝るものはありません。 さて、今回はその黄金の3Sに付け加えて更にステップアップしたテーマです。一対一、もしくは一対数人、の際のトーク時。特に雑談に有効活用できるものと捉えてください。 それは、【相手が主語のトークを心がける】ことです。

  • 第7回 【話の長い人、短い人】

    会話やスピーチにおいて「話が長い=トークが上手い人。」ではありません。話が長くならないためには「持っている知識、情報の中でも【一番伝えたいこと】は何か?」「一言で要約すると?」「そもそも相手(聴き手)が一番望んでいる情報とは?」の3つのポイントをおさえて「意識して」練習をしてみてください。 そして、1分でトークする事に長けているスピーチ上手な人を参考にしてみましょう。 以上のことを心がけてください。

  • 第8回 時事ネタから言葉の力を知る

    今回は時事ネタを引用して、「言葉の力」をお伝えします。 テニスの錦織圭選手、全米オープンでアジア人初の決勝進出という快挙を成し遂げました。 準々決勝あたりから各メディアで報道が増え、テニスに詳しくない方でも錦織選手の活躍を聞いたり見たりしたのではないでしょうか。 【錦織圭選手がここまで躍進した要因は?】 このクエスチョンの答えは様々ありますが、新たに錦織圭選手の指導を担当するようになったマイケル・チャンコーチの存在を報じる専門家が多かったですね。 練習量の多さも有名で、世界を舞台に転戦し続ける錦織圭選手もへばるほどの体力的、精神的にきつい内容とのことです。 そのマイケル・チャンコーチに教えを請うようになって錦織圭選手の変化がありました。

  • 第9回 「何を引き立たせるか?」

    ビジネス上のパブリックスピーチでは、滑舌の良さや声の大小、高低など【技術】を磨くよりもまずは伝えたい思い・情熱や、内容構成の方が重要だと本コラムでお伝えしてきました。 ボイストレーニングなどに通い小手先の「技術だけ」を身につけて、内容が共伴わない人のスピーチを想像していただければ、私の伝えたいことが理解できることでしょう。

  • 第10回 「自分が喋る様子を動画で撮影しませんか?」

    前回のコラムテーマは、【プロミネンス、卓立法】でした。 スピーチ、トークに長ける喋り手は何かしらの【プロミネンス】を駆使して魅力的で相手の心に伝わる工夫をしているはずです。「なんとなく喋って、なんとなく営業して年商1億」だなんてあり得ません。自然にスピーチしているようであっても緻密に計算された「ナチュラルな印象を与えるトークに演出している」場合がほとんどでしょう。

早坂まき子

スピーチ・ジャパンフリーアナウンサー
早坂まき子

フリーアナウンサー、スピーチ講師。2002年ミス清泉女子大学グランプリ。
元フジテレビ系列仙台放送アナウンサー。在局時は、スポーツ担当として東北楽天ゴールデンイーグルスを2005年の初年度から取材。『スーパーニュース』スポーツコーナーから、情報番組の食事リポート、イベント司会まで幅広いジャンルをこなす。
2011年の東日本大震災で震災報道も経験。
J:COM「週刊ボランティア情報・みんなのチカラ」(2011年8月~翌年3月まで放送)にて、ケーブルテレビアワード2012年審査員特別賞受賞。
現在、スピーチ講師として、企業研修や結婚相談所でのコミュニケーションセミナー、トーク時における立ち居振る舞いセミナーを実施。
清泉女子大学、非常勤講師。

株式会社スピーチジャパン所属 http://bizsp.net/
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