海外ビジネスに関連するコラム

企業を躍進させるための外国人活用術 第7回

会社の規模と、外国人活用の進捗度合いに関係はありません

株式会社ユナイテッドマインドジャパン 代表取締役 宮沢 光平

 
弊社は、外国人の活用について、様々な会社規模のお客様からお話をいただきます。
そこで感じることは、外国人活用は、会社の規模に関係なく、その進捗度合いが違っているということです。

自社の外国人に対する受入れ体制を整えることで語学レベルの採用基準について多くを望まないかたちで外国人活用を行っている会社があります。
一方で、自社の体制は一切変えずに、語学、品格を含めた採用基準を高いところに維持しながら、自社の条件に耐えうる外国人だけを活用する会社があります。

業種の特性や自社のスタンスがありますので、いろいろな考えがあって良いかと思います。
しかし、外国人を日本人以上の戦力として活用できているのは、
前者であることが多いように感じています。

一見すると、大企業が、お金と時間の投資が出来る余裕がある為に、
受入れ体制の整備が行き届いているのではないかと思われがちですが、
決してそうではありません。
むしろ、大企業の場合、外国人の受け入れについて周りを
説得しなければならずに動きがとりづらいケースもあります。

私は、このように考えております。
外国人の受入れ体制の整備には、勇気と決断、そして少しの工夫があれば簡単に出来ます。
弊社のクライアント様の中でも、クレームが来る前提で、外国人活用を実践重視で一気に進める会社もあります。
また、外国人の導入人数、タイミングを図り、まずは、少人数で始め、
実績を作りながら計画的に外国人を導入している会社もあります。

外国人活用を始めるか、始めないか、そして、あとは、入れ方を考えるだけのことです。
とにもかくにも、人材不足は目の前に迫っています。外国人活用は必須です。
時が来てから、あたふたしても遅いとは思いませんか?

日本人と同等レベルの外国人だけを採用するというスタンスでは、
会社のブランドは守れても、この先の人材不足は補えないかもしれません。
人材が不足していれば、お客様にサービスが提供できずに結局は、
自社ブランドの失墜にも繋がりかねません。

さあ、いますぐ始めましょう。

 

宮沢 光平

株式会社ユナイテッドマインドジャパン代表取締役
宮沢 光平

外資系大手IT関連企業に勤務した後、人の心を数値化するロボットソフトウェアを開発するベンチャー企業に経営企画として参画。
その後、食品メーカーにて、海外進出支援の責任者を担当。
2014年6月に「グローバル」、「IT」、「心」をキーワードとして外国人材の活用を支援する株式会社ユナイテッドマインドジャパンを設立。
日本に来ている3000名以上の外国人材との交流歴をノウハウ化。また、採用リスクを最小限に抑えた、業界初「月額制外国人アルバイト採用支援」等、お客様のニーズに合わせた外国人材の活用を提案中。
現在は、アルバイト採用支援の他、正社員、外国人技能実習生の採用、採用後
の外国人教育、マニュアル翻訳等、お客様の様々な課題を解決する活動を実施。

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株式会社ユナイテッドマインドジャパン
http://www.unitedmind.jp/